chef profile

東京都葛飾区奥戸生まれ
南奥戸小、奥戸中、都立上野高校卒。

パティスリーコトブキ、アンドレルコント、シュークリー、メゾンカイザー(仏)、ゲデグルー(仏)などで修行を積み、2012年から大手食品メーカーの製菓原料会社・研究開発部門。

2021年パティスリークロノアールOPEN。

自身の強みを活かした『黒いお菓子』というコンセプト

パティスリー クロノアールのコンセプトである“黒いお菓子”に出会ったのは、研究開発部門で働き始めてすぐの頃でした。コンビニで黒いお菓子が流行していた時期でもあって、黒色のお菓子をつくれる「ブラックココア」にのめり込みました。

その後、全国の大手製菓メーカー各社へ商品の企画提案などを行う中で、私の考えた黒いお菓子のレシピは科学的な知見とパティシエの技術が重なった希少な商品ではないかと思うようになりました。

 お菓子を黒く染めること自体が楽しくて好きでしたし、何より黒い商品だけを並べる店なら、他のパティスリーとも競合せずに共存できると思いました。

そこでこの特異な技術を活かし、美味しくて黒いお菓子の店の出店を決意したのです。

届けたい相手がいるから新小岩で開業

高校1年生の夏休みからパティスリーでアルバイトを始め、卒業後はすぐに就職することにしました。

その後フランスにも2年ほど渡り、国内外で20年以上お菓子づくりを学びました。

修行し始めた当初からいずれは独立して自分の店を持ちたいと考えていた中で、出店する場所を決めたのはフランスにいた頃でした。

 決め手は「つくったお菓子を誰に届けたいのか」でした。

海外での生活も肌に合っていたので、フランスでも出店を考えたりもしましたが、届けたい人は自身の親、修行を始めた頃に支えてくれた同級生やその家族だと店を開く場所は、自分のお菓子づくりを応援してきてくれた人がいる“地元”にしようと決めました。

黒いお菓子の原点

クロノアールが追い求め続ける「黒いお菓子」の原材料となる

代表的なアイテムを解説。

  • 原材料紹介

    ●ブラックココア

    説明不要の世界で一番黒いココア。

    ㏗8.3以上のアルカリ性ココアは、懸濁性が非常によく粒子を感じない舌触りが特徴。

    味わいは酸味、塩味を感じるスパイス系

     

    ●竹炭&茶炭

    無味無臭の黒い粉末原料

    最大の特徴である吸着効果が腸に溜まった老廃物を吸収し体外へ排出する

    デトックス効果を期待されている。

     

    ●黒胡麻

    特有の香ばしい香りを持つ種子原料

    含まれる成分に高い抗酸化作用が活性酸素の働きを抑え老化防止に有効といわれている。

    ●その他

    コーヒー、カカオ(チョコレート)、黒糖、小豆、黒烏龍茶、黒麹、レーズン、プラム

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